下記資料は、市の財政運営に関する「中期財政試算」の一部であり、市の財政当局が公式ウェブサイトに掲載した内容の抜粋です。この表から明らかになる重要な問題点の一つは、市の財政に多くの貯蓄、すなわち「基金」が存在することです。
この基金は、資金を積み立てておき、必要な時に取り崩して財源として活用するために設置された極めて重要な資産です。今年3月時点での基金の総額は132億円でしたが、今後5年間で102億円を取り崩す予定があり、これは毎年度平均で約20億円の使用を意味します。
さらに、5年後の令和10年度末には基金残高が30億円以下に減少する見込みです。この状況は、将来的な予算編成を極めて困難にし、市民サービスに深刻な影響を与える可能性があります。
つまり、現在の市政の下では、財政危機を招く恐れがあります
市民の立場から見ると、現在の基金の大幅な取り崩しになる見通しは非常に心配です。この基金は、私たち市民に対するサービスや、緊急時の対応のための大切な資金です。もし、基金がなくなってしまったり、少なくなってしまうと、道路の整備や福祉サービス、子育て支援など、私たちの生活に密接に関わる市のサービスが縮小されたり、質が下がったりする可能性があるかもしれません。
将来のことを考えると、私たち市民もこの状況を知り、財政運営がどのように進んでいるのか、もっと関心を持つことが大切だと感じます。市が持続可能な財政を維持できるよう、今後どのような対策が取られるのかをしっかり見守る必要があります。
皆様の声をぜひお聞かせください。
BY:後援会スタッフ